公教育について考えるブログ

すべての人が自分に合った教育が受けられる社会を目指して活動しています。

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小さな町がつくる「社会」

東北のある町に行ってきました。

面白い教育をやっているという情報を得たからです。

 

実際には小学校や中学校の数は少なく、これと言って目立った教育を「学校で」やっている訳ではありませんでした。

 

私が注目したのは、町の人々です。

 

 

「学校にはいく意味がない」

「教師は世間知らずで非常識」

 

世間ではそんな言葉もちらほら耳にするようになり、学校への不信感や学校教育の在り方への疑問は益々大きくなっているように感じます。

 

ですが忘れてはいけないのは、学校と社会は繋がっているということです。

 

学校批判をするその人も、今の学校をつくっている一人だということです。

 

一体社会のどんな価値観が、学校をこのような状況にしてしまったのかに目を向ける必要があります。

 

学校だけの力では、学校は変わりません。

 

この社会に関わる全ての人で学校を変えるのです。

 

 

 

今回、私が行った町には、ずっとその地に住んでいる人はもちろん、地方から移住し、地域おこし協力隊や起業家、フリーランスとして働く人たちもいました。

 

古い家を使ってゲストハウスのような場にしたり、

小学生を対象にした体験プログラムを実施したり、

高校生が面白い大人にインタビューをするような授業があったり、

都内の大学と連携して教育活動をしたり、

町で古くからある市場を再び活性化したり、

大学生向けに起業家を育てるプログラムを実施したり、

その土地ならではの文化とも絡めた活動を多く実施していました。

 

人が集まり、大人達が輝くことで、子供も輝く、そんな流れができているように感じました。

 

なぜ人口の少ない町でそんな活動が起こっているのか?

誰がその仕掛けを作ったのか?

 

町の人達と話すことで見えてきたのは、誰か一人が全ての仕組みを作ったわけではなく、人々が「自分にできること」、「自分が大切だと思うこと」を考えて素直に行動してきた結果なのだということです。

 

彼らがそれぞれの価値観や想いを語る姿からは、「偽り」を感じませんでした。

本当に心から納得し、選択している。今を楽しんでいる。

そんな感覚が伝わってきました。

 

私たちが作る社会、教育。

それは、一人一人の価値観、行動、生き方によってつくられています。

 

その小さい町の中に広がる社会は、その地に住む人達によってつくられていました。そして「彼らが」、変えていっていました。

 

行政が悪い

学校が悪い

 

ではなく、では自分には何ができるか?を考えるのです。

 

今回の滞在で、希望をもらいました。